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情報の海の漂流者

web上をさまよいつつ気になったことをつぶやいています。

保育園とインフルエンザ1 〜前提条件の確認

とらねこ日誌というブログにトンデモ保育園というシリーズがある。
マクロビオティックにかぶれた保育園につっこみを入れるという内容で、毎回楽しく読ませてもらっている。
今回話題にするのはそのうちの一つ、トンデモ保育園おまけという記事だ。



昨日、新型インフルエンザに罹ったとかで、休んでいた子が今日は登園していたそうな。その子はたったの一日しか休んでいない。


どうやら本気で感染パーティーが現実的になってきたようだ。

トンデモ保育園おまけ - とらねこ日誌


この記事にはいくつか感想がついていて、その中には「インフルエンザに罹った子供を保育園に連れて来るのは非常識であり、親がトンデモである」という趣旨の発言も目立った。


それに対して、id:arakik10 こと、あらきけいすけさんは


「感染パーティが現実化」するような労働環境という社会的、経済的背景は多分、無視できなくて、医療関係の機関で受け皿を設定できたらいいんだろうけど、多分、そんな余力は無いだろうし…と妄想がさらに広がって、やりきれない気分になった

感染症の子の受け皿って - あらきけいすけの雑記帳


とし、この問題は、実は音が深いのではないかと指摘している。
僕もあらきけいすけさんの意見に同意する。
そこで今回はインフルエンザと保育について考えてみることにした。
最終的に病児保育のことまで言及する予定だ。
(自分の中で考えがまとまっていないので、資料を羅列する形を取らせてもらう)

どんな人が保育園を利用しているのか


保育園在籍児の世帯の所得状況
  世帯数 構成比(%)
生活保護 133 2.8
住民税非課税 751 16
所得税非課税 247 5.3
所得税課税 3566 75.9
4697 100%
保育園在籍児の保護者の状況
  在籍児数 構成比(%)
両親有り 4632 84.2
母のみ 830 15.1
父のみ 37 0.7
両親なし 2 0
5501 100%


上のグラフは、東京都江戸川区の事業報告書から、保育園在籍児の家庭環境をまとめたものである。
全都道府県の中で0〜4歳人口が一番多いのは東京都であり、都内で0〜4歳人口が一番多いのは江戸川区だ。
そういう自治体のサンプルだと思って欲しい。


両親がそろって「いない」家庭が二割弱、経済的に厳しい家庭が25%前後存在することが分かる。


職業 在籍児数 構成比(%)
パート 2292 42
会社 1521 27.8
その他 679 12.4
公務員 423 7.8
自営 351 6.4
病気 123 2.3
内職 73 1.3
5462 100%


また、母親の就労状態を確認してみると、パートが40%以上を占めていることが分かる。


以上の資料から言えることは、保育園に子供を預けている家庭の多くは普段家に誰もいないということだろう
こういう環境において、子供がインフルエンザに罹ったらどうなるのだろう?