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情報の海の漂流者

web上をさまよいつつ気になったことをつぶやいています。

読書メモ:『エッチのまわりにあるもの―保健室の社会学―』

目次

  1. セクシュアルな悩み
  2. コンドームという「教養」
  3. 「ゲイ・スタディーズ」という視点
  4. ニューカマーの「女の子」たち
  5. 「文化」としてのセクシュアル・ハラスメント
  6. DVと恋愛幻想
  7. レイプからの回復
  8. 男の子ゆえの「受難」
  9. スクール・セクハラ
  10. 「援助交際」とはなにか


予備知識無しで読めて、「性の問題で迂闊なことを書いて、はてブでフルボッコにされる」可能性が極小になる程度の知識が身につく本。
著者は定時制高校の養護教諭。
自らの経験をもとに書いている。


各「おはなし」の前に日本語が苦手な人でも読めるように設けられたLLのページがあり、そこではすべての漢字にルビが振ってある。
行間をたっぷりと取った横書き+口語体で非常に読みやすい。
本文下に脚注があり、もっと詳しいことを知りたい人が参照すべき情報も示されている。
かなり広い読者層にアプローチしていている本だなという印象をうける。


扱っている内容はかなり広い。
セクハラやDVといった比較的耳にしやすい話題だけではなく、同性愛、男性の性的被害といった問題も扱っている。