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情報の海の漂流者

web上をさまよいつつ気になったことをつぶやいています。

謎ランキングアフィーサイトのその後

謎ランキングアフィーというのは、一般的な語ではない。「いろいろな商品をランク付けして売っているのだが、そのランキングの根拠が謎で、実は集計などしておらず広告料金が高い順に並べているだけだったりする」タイプのアフィリエイトサイトを僕が勝手にそう呼んでいるだけである。

要するに日本アフィリエイト振興会が出している

にもNG行為として上げられるような「根拠のない情報の表示、ランキング付け」のことだ。



↑明確にNGと書いてある。

この手の謎ランキングサイトは一時期、ありとあらゆるSEO手段を駆使して、高額キーワードをほぼ独占していた。

例えばレーシック関係のキーワードの一つ「レーシック 失敗例」の場合……

↑検索結果において謎ランキングサイトが跋扈していることを書いたブログ記事。当時、ブクマ400超、はてブホッテントリ―の瞬間最大風速効果まで付けても、該当キーワードで上位100位入りもできなかった。
あと、大手まとめサイトのハムスター速報とかも、このあたりのキーワードの上位表示は失敗していて業者のSEO力が話題になっていた。


このように、去年時点のGoogle検索結果は謎ランキングサイトの圧勝だった。
ところが、その後2012年の4月頃にGoogleが大規模なアルゴリズムの変更を(ペンギンアップデート)を行い、検索順位が激変、現在では謎ランキングサイトは検索上位から駆逐されつつある。

"レーシック 失敗例"の検索結果(2012/7/24日)


うちの記事は現在5位。ただしこれは月数百検索程度のスモールキーワード。
毎月一万検索以上されている"レーシック 失敗"の場合はアフィーサイトが目立つ。うちは2ページ目。
謎ランキングサイトは上位から消滅しているため、以前よりはやや改善されたかな?という状況。
個人的には医療関係者の見解みたいなものがもっと上位に入ってきて欲しいので、見かけたら積極的にはてブするなり、ブログでリンク貼るなりして、ちょっとでも被リンクを送りたいなと思っているのだが、中々いいものが見つからない状況である。

謎ランキングと放射能

2011年は、「放射能に効く」と主張する謎の健康食品の謎ランキングが結構あった。
ちなみに「放射能に効く」的な謳い文句で品物を売るのは薬事法的にアウトである。逮捕例を紹介しよう。


警視庁 「放射能に効く」で薬事法違反に
2011.04.13 日本流通産業新聞 /  カテゴリ:行政・団体  キーワード:行政処分

米国から輸入した健康食品を「体内に入った放射性物質を排せつする効果がある」などとうたい、インターネットで販売したとして警視庁は4月5日、神戸市の健康食品販売業の男女2人を薬事法違反(医薬品の無許可販売)の疑いで逮捕した。震災後に1000人以上から2400万円以上を売り上げたという。


警視庁 「放射能に効く」で薬事法違反に | 日本流通産業新聞 | 通信販売・訪問販売、eコマース情報をお届けします

薬事法的にアウトなことをさらに謎ランキングでやっているところもちらほらあったのだが、これも現在ではあまり検索エンジンにヒットしなくなっている。
検索エンジンが弾いたのか、アカウントを削除されたのか、それとも片っ端から通報され、逮捕されてしまったのか、理由は分からない。
ちなみに放射能に効く謎の健康食品については、2012年1月に各種アフィリエイト・プロバイダーの広告を調べたのだが、「放射能に効く」と直接かいている業者は少なかった。
代わりに「放射能」「放射線」といったタグを登録した健康食品が山ほどあった。
業者本体はキーワードとして併記しているだけでギリギリセーフ、それを見たアフィリエイターが暴走してアウトな表現をしている、という事例を何度も見かけた。
この手の広告は最近では少しずつ改善されていて、2012年7月現在、大手アフィリエイトプロバイダーで、放射能・放射線タグを使っているような食品広告はほとんど見られなくなった。
放射能に効く謎食品ランキングも今では検索上位には殆ど上がらなくなってきている。

謎ランキングの最近

謎ランキングサイト系の中には、ネットアンケートに活路を見出す戦略を取ったところもあった。
要するに、相対順位が付けばいいので以下のようなアンケートを取る。


例えば、以下の化粧品のうち、一番高級感があるのはどれですか?
1.商品A
2.商品B
3.商品C
4.商品D

アンケート結果を元に、ネットアンケートで高級部門一位の商品A!という様な謳い文句でアフィリエイトするのだ。
こういう方法を取れば、たとえ回答者に小学生の男の子(化粧品を使用している可能性は低い)が含まれていたとしても、回答数が10件程度しかなく、統計誤差が大きすぎて十分な論拠たりえなくても、「ネットアンケート一位」の商品が発生する。
ネットアンケートサイトをめぐっていると時々、この種の「建前作り」を目的としていると思われるアンケートを見かけることがあった。
これは、実際の所、アウトなのだろうか?セーフなのだろうか?
個人的にはアウトであって欲しいのだが……
( 「ネットアンケート」の検索結果一覧 - 情報の海の漂流者 を見れば分かるように僕はネットアンケートの精度についてかなり疑問を持っている )