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情報の海の漂流者

web上をさまよいつつ気になったことをつぶやいています。

PVで機械に完全敗北して考え込んでしまった。

少し前に、記事を書くために費やした手間と反響の大きさが比例しないという話があったが、僕は最近それと似た問題で悩んでいる。

僕は今まで、自分が管理するサイトの中で一番読まれているのは、とある検証記事(総pv10万ちょい)だと思っていた。その記事は書くのにそれなりに手間がかかっていて、それに応じた反響の大きさがあったので、その記事がpv一位であることは、自分の心の中でそれなりに納得していた。

しかし最近、一番pvが多いのは実は別のページであることが判明した。それは数年前に思いつきでチャチャッと作ってそのまま放置していた自動更新系のウェブサービスが生成したとあるページで、最近そのサイトのアクセス解析をチェックするまでそのページが存在することさえ僕は知らなかった。
そのページは2012年になるまでは、一日10pvも行けば上々だったのが、ある日突然3桁4桁hitするようになった。
恐らくパンダアップデートと呼ばれるGoogle検索のアルゴリズムの大変更により、とあるビッグキーワードの上位サイトが軒並み圏外に落ち、検索順位が繰り上がったことがアクセス急上昇の原因だと考えられる。
Googleさんも気まぐれなものだ。
そのページの存在とPVを知った時、とても微妙な気持ちになった。一記事10時間単位で手間をかけた記事が珍しくないようなブログを何年もやっていて、そのブログのPV一位の記事が、手間をかけないページの最たるものである自動更新ページにPVで負けているのが何となく納得出来ないのである。

そのことが頭に残った状態でシロクマ先生のソーシャルゲームよりゲーセンのほうが「高コスト」問題 - シロクマの屑籠という記事を読んだところ、「ああっブログって高コストだなぁ」と思ってしまった。これは多分心のどこかでブログを書くことをめんどくさいと思っているということである。趣味でやっていることに関してこういうことを感じるのは末期症状に近いような気がする。

僕は、ネット上で何かを調べるたびに、その検索行動をワンクリックで実現する汎用的なブックマークレットを作れないかなぁと考える人で、それを実現するために日々スクリプトを書き続けている。結果として「ブラウザ上でブックマークレットを起動するだけで集められる情報」の量はどんどん増えてきている。
(この部分は「機械」で代替可能なものだ)
その一方で、ブログに費やすことが出来る時間はどんどん減ってきていて、手間がかかる記事はあまり書けなくなってきている。
(このごろいろいろ忙しい上に、徹夜すると翌日きっついと感じるようになってきた。)

最近、自分のブログの過去ログを読んでいて人間の担当する部分と機械の担当する部分のウェイトが逆転してしまったなぁと感じることが時々ある。「機械化」できる部分は妙に豪華だが、人間が担当しなければいけない部分は大したことはないスカスカのハリボテのような記事が増えているように思うのだ。機械的に抽出した情報に僕が手を加えたことでクオリティが向上していると思えないことがある。
そもそもこの数ヶ月は、ブログに費やせる時間が平日は一日一時間位しかないのだけど、この状態で時事問題について「自動更新系の情報収集ページのまとめ」を超える記事って書けるのだろうか?
例えばいま話題の遠隔操作事件についてなにか書こうとするとしよう。その時朝晩5分位遠隔操作でメタサーチした結果を眺めてそれをまとめただけの記事と、それに加えて一時間くらい費やして補足した記事とでクオリティに大差があるのだろうか? 考えてみるとあまり差がないような気がする。
差別化するには少なくても2〜3時間は欲しい。でも、その差別化は多分いらんお世話で、「手をかけたけど受けない記事」に化けてしまうんだろうなぁと思う。

なんというか、一生懸命やってもスクリプトに勝てない気がするのが悔しいのである。
それが原因でフォームを崩してしまい、ブログがうまく書けない。