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情報の海の漂流者

web上をさまよいつつ気になったことをつぶやいています。

大学の授業料を払うために最賃で働いた場合の必要労働時間の推移を大雑把に計算してみる

60歳のおっさんが大学時代の学費は物価も考慮すると現在の8万円です。月に7千円稼いだと自慢してるのです。

というツイートを読み、学費を払うのにバイトしなきゃいけない時間ってどれ位変化したんだろう?と気になったのでイメージを掴むため大雑把に計算してみた。
(今回はざっくりと理解することが目的なのであまり検算やミスチェックをしてない。恐らくどこかにミス有り)

結果は最低賃金の高い東京都の場合でこんな感じ。

1975年から2005年までは最低賃金も伸びているが授業料もどんどん高くなった。
その結果1975年頃では、国立大学の授業料は年間、最低賃金で140時間ほどの価値だったのが徐々に「値上がり」しだし
2005年あたりでは750時間の価値に。
その後国立大学授業料が現状維持、最低賃金は伸び続けた結果、今は600時間程の価値になっている。

週5で働いている人は年間200日強働くことから、上のデータを200で割ると最低賃金で平日どれ位働く必要があるかを大雑把に計算できる。

1975年の場合、平日毎日40分程度、もしくは週末に半日最低賃金のアルバイトをすれば授業料を稼ぐことができた。(所得税等考慮しなければ)

しかし2005年あたりでは、平日毎日4時間弱バイトしなければ授業料を稼げなかった。
今は一日三時間位。

ちなみに最低賃金の低い例として北海道の場合
2005年は840時間 一日4時間強
今は730時間 一日4時間弱

(実際は授業料の他に入学金やら交通費やら教科書代やらがかかるし、活動量が増えればカロリー消費が増えるとか、家事を時間と気力が足りなくてやりくり力が落ちるとか色々あるのでもっと大変であるが)

とりあえず最賃ベースで計算した場合でも、昔と今では「授業料を自分で稼ぐこと」の難易度がぜんぜん違うという結論になりそう。
これだけ難易度に差があれば、世代間で感覚の違いが出てくるのも仕方がないかなと。

ソース等

↓表計算ソフトの画面のスクリーンショット。


大学授業料のデータの参照元

国立大学と私立大学の授業料等の推移については文部科学省のHPに昭和50年年度から平成16年度までのデータが公開されていた。

こいつはコピペ出来る形式だったのでコピペ。

これによると、昭和50年に36000円だった国立大学授業料は平成17年には535800円まで上がり、その後は恐らくその額が維持されている。
私立大学の授業料のデータは気力が尽きたので17年度以降のものを調べなかった。

最低賃金のデータの参照元

最低賃金については、高い地域(東京)と低い地域(北海道)について参照してみた。

東京都の最低賃金の推移については

に昭和48年以降のデータがpdf形式で公開されていた。

コピペがうまくいかなかったので手打ちした。タイプミスがあるかも。

北海道の最低賃金の推移については

に平成元年以降のデータが公開されていた。

こいつはテキストエディタで正規表現を使った置換すれば表計算ソフトにコピペできそうであったが、面倒くさいので手打ち。
タイプミスがあるかも。

所得税等

今回は大雑把な計算ができればいいので考慮しない。

消費税について

授業料に消費税はかからないとのこと。

[平成26年4月1日現在法令等]
消費税は商品の販売やサービスの提供などあらゆる取引を課税の対象としています。しかし、学校教育については、社会政策的配慮から授業料、入学検定料、入学金、施設設備費、在学証明書等手数料、検定済教科書などの教科用図書の譲渡を非課税としています。 授業料などが非課税となる学校の範囲は、学校教育法に規定する学校、専修学校及び次の六つの要件すべてに当てはまる各種学校などです。

1 修業年限が1年以上であること。
2 1年間の授業時間数が680時間以上であること。
3 教員数を含む施設等が同時に授業を受ける生徒数からみて十分であること。
4 年2回を超えない一定の時期に授業が開始され、その終期が明確に決められていること。
5 学年又は学期ごとにその成績の評価が行われ、成績考査に関する表簿などに登載されていること。
6 成績の評価に基づいて卒業証書又は修了証書が授与されていること。