先日の奈良県下市町の入学拒否問題について調べているうちに、自分がこの問題についてあまりに無知な事に気がついた。
それから、色々な本を読んだり、ネットで調べたりして少しずつわかってきた事があるのでメモしておく。
定義等はwikiとかみればいいので、個別のケース中心。
不随意運動
- 自分の意思とは関係なく、身体が動く症状を持つ場合がある。
- この場合、車椅子等で移動する時、転倒を防ぐために四肢を縛らざるをえない場合もある。
縛り付ける=虐待とは限らない。無闇に通報してはいけない
できる事とできない事の基準が常人に理解され難い
- 水泳で何キロも泳げるが、全く歩けない人もいる
- 字は書けるし、ブラインドタッチも出来るが、ライターの火を付けられない人もいる
千差万別
脳性麻痺と車椅子。
脳性麻痺者やその家族が書いた本を何冊か読んだ。
例をあげる。
- 幼い頃はなんとか自重を支えられたが、成長による体重増加に筋力が追いつかなくなって二次成長以降、車椅子や歩行器生活になった
- 幼い頃は車椅子や歩行器に頼っていたが、手術やリハビリによって自分の足で歩けるようになった。
- 若い頃はギリギリ自力で歩けていたが、老化により歩行が困難になって車椅子に頼るようになった。
- そもそも寝返りさえ出来ないような人もいる
頑張ればどうにかなる事と、頑張ってもどうにもならない事がある。
障害者に対する悪質な宗教勧誘
悪質な宗教関係者について複数の本に書かれていた。
- あなたが障害を持って生まれてきたのは前世の行いが悪いから入信しろ等と言う
- 帰依すれば障害が直る等といい、入信を迫る
- 遺族に対して、入信しなかったからこんな目に合う等という
両親や先祖の行いが悪かったり、前世での行いが悪いと障害を持つという偏見を持つ人がいる、という記述も結構あった。
こういう人の弱みに付け込むやり方は好かない
水泳
- 水泳は水の抵抗を利用できるので、無理が少ない全身運動
- 浮力を利用するので、自重を支えられない人でもある程度の運動ができる場合がある
- 昭和50年代から研究している人がいて、ある程度の理論ができているらしい
まったく身体を動かさないと関節が変形する等の悪影響があるので、ある程度は動かす方がいいらしい(ただし症状による)
進学
- 施設のほかに体育の単位がネックになる場合がある。*3
- 通信教育、教員の時間外のサポート等、カリキュラム以外の努力が随分必要らしい。
- 字を早く書くことが苦手な人はもいる。理解が出来ているのに、制限時間以内に回答を書けなくて試験に落ちるケースもあるそうだ。
事故について
- やはり不慮の事故は随分発生しているらしい。
両親に依存した通学の問題点
- 中高生の子供がいる方はそろそろ肉体的に衰え始める時期である。
- 親がぎっくり腰のため、子供は一週間学校を休みます。なんて例が多かったらしい
- そもそも子供に付きっ切りでいられる程経済的に恵まれている人は少ない
現在では家族に依存せずに通学できる方向に進んでいるらしい
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- 未完。後で追加する
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