生活保護制度には補足性の原則(補足性の原理)と呼ばれている考え方がある。
国民が健康で文化的な生活をする為の最低基準が決まっていて、これを最低生活費という。
やれることを全部やっても、収入が最低生活費以下の場合、不足している分だけ生活保護が下りる。
補足性の原則
- 働ける人は働いてもらう
- 親族に生活費を出してもらう
- 他の制度を利用してもらう
- それでも最低生活費に足りない場合、足りない分だけ生活保護費が下りる
生活保護世帯の収入は全額生活保護費だと勘違いしている人も多いが、そういう制度ではないのだ。