うーん。楽天オンリーでやるのか……
趣味でやってる人ならどうでもいいんだけど、プロブロガーを目指すって言っている人がこの方向に進むと寝覚めが悪いことになりそうなのでちょっと書いておきますが、なるべくなら一つの種類の広告に依存し過ぎないほうがいいと思いますよ。
お金の話
Google adsense は、クリック報酬がメインだけど、ほんのちょっとだけPV報酬もある。そのため記事を見てくれただけの人や、広告をクリックしてくれただけ(で結局物は買わなかった)の人のアクセスもマネタイズできる。
しかし、今後楽天オンリーでいくとしたら「全読者」の内「広告をクリックしてくれた人」の内、「実際になにか買ってくれた人」の行動「だけ」しかマネタイズできなくなる。
物販系オンリーってのは読者の行動の内マネタイズできる部分が限られてしまい、そこの部分に特化したノウハウを持っている人以外が成功するのはちょっとむずかしい分野だ。
はてなダイアリーの場合、イレギュラーな方法を使えば Adsense以外のクリック保証広告やPV広告を貼ることが可能なので、うまいこと工夫をして、物販への依存度を減らすほうが無難だろう。
効率の話
WordPressとかでちゃんと作ったブログでpv報酬ありの広告を掲載する場合、読者の環境が端末が携帯かPCかに関わらず、ほとんどのPVをマネタイズすることが可能だ。
しかし、はてなダイアリーのような「携帯端末向けページ」をカスタマイズできないブログサービスの場合、スマホ等からのアクセスをこの形でお金に変えるのは絶望的だ。
そのような環境で、楽天アフィリエイトオンリーでやろうとすると、「PCかつ楽天ユーザー」以外の人はこぼれてしまう。
彼がブログを書いている舞台は楽天ブログではなくはてなダイアリーであり、アクセスの導線は楽天ソーシャルニュースではなくはてなブックマークだ。この時点で閲覧者にしめる「楽天で買物をする人」の割合はそこまで突出しているわけではないと考えられる。
仮に物販オンリーでやるにしても、amazonか楽天かの二択ではなく両者をうまく併用する方が、うまく回る環境であろう。たぶんね。
まとめ
- マネタイズ可能な読者のアクションが減る。
- マネタイズ可能な読者の割合が減る。
- 環境にマッチしていない
以上により、楽天特化戦略は非常に効率が悪く、多分死亡フラグなので、ちゃんと分散したほうが安全だし、成果も上がると思いますよ。