インターネット上の住所的なものであるドメインは毎年お金を払い続けて維持する必要がある。これを怠った場合そのドメインは第三者が購入可能な状態になる。
国政選挙候補者のサイトには、政党公式サイト等のかなり身元がはっきりしたサイトからのリンクが張ってある事が多く、このリンクを検索エンジンは高く評価する。
そのため政治家さんの元公式サイトが空きドメインになると、アフィリエイターやネットビジネス家などが検索エンジンからの評価を引き継ぐことを狙って中古で購入し、怪しげでお金の匂いがするサイトに作り変えてしまうことがある。
(落選候補は公式サイトを維持するモチベーションを失い、放置してしまうことがあるので選挙の数年後には毎回この問題が発生する)
僕は国政選挙が近くなるとこの現象を観察するために前回の候補者の公式サイトを巡回することにしている。
2013年7月9日現在、2010年参院候補の公式ページのうち怪しげに生まれ変わっているのは以下のサイトである。怪しげなサイトにリンクを張るのもアレなのでスクリーンショットだけを紹介する。
(ここに表示されていない公式サイトの中にもドメインを維持していない所が多数あるため、将来的にはものすごいサイトが爆誕する可能性もある。ちなみに以前の調査ではエロサイトにドメインを購入されてしまった事例も存在した)
社民党
民主党
みんなの党
新党改革
参考資料
民主党の江田五月議員のサイトが選挙時にリンク集を作成し、その後メンテナンスしていないので、ここから候補者の当時のホームページのアドレスをチェックすることが出来る。